特定行政書士とは?
特定行政書士とは?
金融商品取引業登録をサポートする専門性の高い資格
行政庁への不服申立て代理権を持つ、特定行政書士の役割と意義を解説
特定行政書士とは?その資格と役割の定義
特定行政書士は、法定の研修を修了し、特定の試験に合格した行政書士に与えられる資格です。一般的な行政書士業務に加え、「行政庁に対する不服申立て手続きの代理権」が認められることが最大の特徴です。
これにより、通常の行政書士が作成した書類に関する許認可等について、行政庁が行った処分に不服がある場合、依頼人に代わって審査請求や異議申立て等の手続きを行うことが可能になります。
行政書士アイリス合同事務所では、この特定行政書士資格を活用し、通常の許認可申請から「万が一の行政処分への対応」までをワンストップでサポートできる体制を整えています。
行政書士が行える業務と特定行政書士の違い
行政書士の業務は、行政機関に提出する書類の作成や提出代理、権利義務または事実証明に関する書類の作成など、多岐にわたります。これに対し、特定行政書士はさらに一歩踏み込んだサポートを提供します。
- 一般行政書士: 許認可申請のサポートや、定款・議事録の作成など、行政手続きの初期段階を主に行います。行政庁の処分に対する不服申立ての代理権はありません。
- 特定行政書士: 一般行政書士の業務に加え、行政庁の不利益処分(不許可、取り消し、業務停止など)に対して、お客様の代理人として不服申立て手続きを行うことができます。
特定行政書士の存在は、お客様の事業活動において、行政手続き上のリスクに対する最終防衛線を提供することに他なりません。
当事務所の専門分野と特定行政書士の必要性
行政書士アイリス合同事務所は、特に「不動産信託受益権」の第二種金融商品取引業登録を専門としており、金融当局(金融庁・財務局)との折衝や複雑な法規制への対応を強みとしています。
金融商品取引業の分野では、事業開始後の運用実態やコンプライアンス体制について、当局から厳格な検査・指導が入ることがあります。万が一、不利益な行政処分が下された場合、迅速かつ適切な不服申立て手続きが必要となります。
特定行政書士の資格は、この
「事業開始(登録)」から「安定運営」そして「万が一の事態への対応」まで、
切れ目のない法的支援を提供するための、不可欠な要素です。
特定行政書士による包括的なサポートについて
「不動産信託受益権」(第二種金融商品取引業登録)に関するご相談や、
コンプライアンス体制の強化に関するお問い合わせは、お気軽にご連絡ください。

